家庭用包丁、主婦にはこれがおすすめ!

家庭で使う包丁はどれがいいのか悩みますよね。
様々な形状のものがあるし、できれば「この1本があればよし!」っていう
万能な包丁がいいですよね!
そんな家庭用包丁「これがおすすめ!」という1本を紹介します。

目次

主婦の家庭用おすすめ包丁

ずばり「牛刀」です!

自分も家で調理をしますが、牛刀1本あれば全部できちゃいます!

肉、魚、野菜、、、牛刀1本で全部OKです!

※下記写真は自分が家庭で愛用している牛刀【浅草 かっぱ橋 「鍔屋~つばや~」さんの刃渡り21cmの牛刀】

なぜ牛刀がいいの?

牛刀は、回転寿司で魚を卸す際に最も使われている包丁です。
理由は、軽くて包丁を振りやすいこと、卸した後の工程も全部できてしまうことが挙げられます。
             

   ★卸した後の工程についてはこちらの記事をご覧ください(魚の卸し方を詳しく解説しています)

自分が勤めていた寿司屋では肉を捌くこともごく稀にありました。
その時使用する包丁は牛刀を使用しており、野菜を切る時も牛刀もしくは薄刃包丁を使用していました。
寿司屋の現場でも万能に使われているのがまさに「牛刀」であり、多くの職人が使用している包丁なんです。
使い慣れているというのもありますが、本当にこれ1本あると重宝します。

Q.肉、魚、野菜で分けなくていいの?

A.各食材を切った後にしっかり洗って使えばOK!

(包丁、まな板、共に)生肉、生魚で使用した後は、必ず「60℃以下のぬるま湯」または「水」で洗うということだけ守ってもらえれば大丈夫です。

よく、肉や魚を切った後の包丁やまな板を、熱湯で洗っている人がいます。熱湯をかけたほうが汚れが落ちるイメージを持たれるかもしれませんが、それは大きな間違いです。

肉や魚などのたんぱく質は、60℃以上のお湯で固まる性質があります。そのため、たんぱく質の汚れがまな板のキズの中に入り込み、腐敗して雑菌を繁殖させるのです。

まな板や包丁を洗浄するときは、熱湯でなく必ずぬるま湯や水を使いましょう。

包丁の長さは?

よく家庭で使用される包丁は「三徳」と呼ばれるものが多いですが長さ15cm~18cmのものが主流かと思います。私の実家もそうでした。しかし、その長さだと大きいものや切りにくい食材の場合、不便が出てきます。
そこで、私がおすすめするのは21cmの長さのものをおすすめします。

これだけの長さがあると、肉でも一度でしっかり切り落とすことができます。
24cm~27cmもあると、家庭では逆に大きすぎて使いづらく、18cm以下だと、切りきれず何度もキコキコ包丁を動かしてしまうことになってしまいます。

おすすめは21cmです。

Q.価格はいくらぐらいがいいの?

A.15000円前後

この価格のものになれば、4年以上は家庭でも使えるでしょう。(研ぐ回数や量にもよるが…)


長く使いたいのであれば、5000円以下の包丁はおすすめしません!

安い包丁と高い包丁の1番の違いは何だと思います?

それは切れ味の持ちです。

実は1000円ぐらいの安い包丁でも、上手に研げば、実は〇万円するような高級包丁と変わりない切れ味になるんです。

しかし、何かを切り始めると、即切れなくなっていきます。

一方、値段の高い包丁は、家庭であれば1~2週間ぐらいは研がなくても全然平気です!

これは、包丁に使用される材質の問題です。

研ぎ方は違うの?

5000円以下の包丁は シャープナーを使い
10000円以上の包丁は 砥石(といし)を使って       

研ぎます。

安い包丁を、砥石を使って力任せに研ぐと、、、、刃がボロボロになります。
高い包丁をシャープナーで研いでも真価を発揮できません。。。
なので、砥石を使って研いでいきます。

砥石には石の目の荒さを表す数字が書かれており、おすすめするのはセラミック砥石の♯1500のものです。

もし包丁を購入された際は、必ず砥石も忘れず購入してください。

これひとつあれば、家庭では十分です。

よく
♯1500→♯5000→♯12000のようにどんどんきめ細かい目の砥石をかけていく方法がありますが、
正直面倒くさいし、その面倒さが家庭で高い包丁を使うことへの懸念材料になっていると思います。

♯1500の砥石、これ一つあればOKです!

いつかこちらのブログで研ぎ方を紹介します。

まとめ

■家庭で使うのにおすすめする包丁は「牛刀」
■刃渡り21cm
■価格は15000円前後
■包丁購入と一緒にセラミック砥石♯1500も購入する

あと、店舗で包丁を購入した際、やってもらえるところであれば最初に「刃をつけてもらえますか?」
と言って研いでもらうといいかもしれません。(自分で1からやりたいという方や、研ぎ方を自力で覚えていきたいというかたは是非ご自身で行うと良いですね☆彡)

「初めて自分で買う最初の1本目の包丁は、研ぎ方を覚えるためのものだ。」とよく言われるものです。

せっかく購入した包丁を長く愛用していくのであれば、研ぎ方も覚えていくといいですね!



PS:ちなみに、私が包丁を買うときは
浅草のかっぱ橋にあります「鍔屋~つばや~」さん一択です。
良かったら是非一度足を運んでみてください!

では、また☆彡

おすっしーでした。

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この記事を書いた人

寿司職人歴15年
回転寿司、回らない本格的な寿司屋、立ち食い寿司などを経験

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